shiyu09のブログ

私の日々の記録です

交換留学 学内内定まで

私はお茶大の交換留学プログラムを利用して今年の8月からノルウェーに10か月間行きます。学内の交換留学に応募する際あまり情報がなかったので、準備でやったことを書いておこうと思います。

応募前

5月

入学当初から留学に興味があったため「お茶大 留学」などと検索して情報を集めていました。インターネット上では申請に関する具体的な情報が見つからず、当時の私にとっては勇気を出して、唯一の相談窓口に申し込みました。私は絶対2年時に留学に行きたいと焦っていたので申し込んでしまいましたが、後に説明会があったのでこの時期に相談しなくてもよかったと思います。

国際教育センターへの留学相談 | お茶の水女子大学

ここで留学で留年するかは学科によると聞き、学科の先生に聞いたところ、情報科学科では必修の授業の関係で半年でも1年留学しても1年留年してしまうと知りました。あまり親しくない先生に直接メールを出していいか、のような質問をOchat(お茶大のslack)でよく見かけますが、目的があって連絡するのでしょうから、あまり気にしなくていいと思います。私は大学に入ってから大学の先生に対してこちらの心の距離が随分縮まりました。

6月

交換留学説明会に参加しました。応募書類、選考内容、選考時期以外は正直興味なかったのですが、基本的な情報は得られた気がします。学内内定や留学までの解像度が上がるので参加しておくといいと思います。

8月

IELTSを受けてOverall 6.5(Listening 6.5, Reading 7.5, Writing 6.0, Speaking 5.0)でした。見ての通りなんとか交換留学に行けるくらいの低い英語力しかありません。私は高校生の時にIELTSを受けたことがあったので8月に1回受けるだけでしたが、初めてIELTSなりTOEFLを受ける場合は1回目で思い通りにいかないと聞くので2回受た方がいいと思います。受験料とっても高いですが...

 

あとは英語力を上げるべくOCADという英語ディベート部に所属していました。効果があったかは分かりませんが、優しい先輩ばかりの素敵な部活ですのでお茶大生のみなさんぜひ。

 

応募書類準備

10月頭に募集要項がWebページに掲載されてから準備を始めました。何も連絡がなくて、いつの間にか募集要項が載ってて驚いたのを覚えています。10月はWebページをこまめにチェックしましょう。10月下旬締め切りでした。

この時、交換留学に申請する人は先ほどの留学相談に行くよう言われていました。

以下申請書類ですが、最新情報はWebページで確認してください。

  • 申請書:基本情報。書くだけ。
  • 留学計画書
    • 略歴、自己PR:これまでの海外経験、将来の計画、そのために留学に行きたいと書きました。
    • 志望理由:①専攻を英語で学べる➁海外大学の授業を受けられる➂多様性に触れられる、の3つを書きました。
    • 派遣先での学習計画:これまでやってきたこと(英語の勉強)、第一志望の大学の授業を具体的に含めた留学先でやること、帰国後にやることを書きました。
  • 成績証明書、健康診断:大学の自動発券機で入手できます。
  • 語学試験の結果
  • 推薦書:学部1年であまり親しい先生がいなかったため、学科の学年担任にお願いしました。

私は結構ぼっーと生きてきた人間で、自分の考えていることを文章に書くのがとてもとても苦手です。今読んでみたらブログには載せられないくらいひどいものでした。書くときはできるだけ分かりやすく、それから首尾一貫しているように気を付けました。何名か学科の先生に見てもらいましたが、ほとんどは自分で書きました。コロナの影響か、申請は全てオンラインでした。

選考

何週間か後に面接の連絡が来ました。面接は聞かれそうな質問とその回答を準備し、練習しておいて臨みました。日本語では1分で自己紹介してから、3名の面接官からひとりずつ、プログラミングでやりたいことは何か、希望大学3つがすべて違う地域なのはなぜか、将来の計画は何か(かなりうろ覚えです)、英語ではあなたの強みと弱みを聞かれました。時間がないのか、思いのほかあっさり終わりました。

個人的な予想ですが、お茶大の交換留学は英語力さえ到達していれば、大方学内選考には通るのではないかと思います。これから交換留学に応募する方に、過度に緊張することはないよと伝えたいです。ですが、だからと言って準備をおろそかにするのではなく、やはりちゃんと準備をして選考に臨み、目的をはっきりさせて留学に行くべきだと思います。交換留学は時間とお金をかけて、大学と先生方、いろいろな方の協力を得て行くものですし、ちゃんと準備をしなかった場合、後で自分自身が後悔してしまいそうです。

学内内定

無事学内内定をいただきました。その後の話も今度書きたいと思います。

最後になりましたが、何度も相談に乗ってくださった松田先生、推薦状を書いてくださった戸次先生、突然の連絡にもかかわらず申請書類を見てくださったり質問に答えてくださったりした情報科の先生、対応してくださった国際課の方々、ありがとうございました。

 

2022年の

明けましておめでとうございます。2022年になったのでやりたいことを書こうと思いました。

さっそくですが、こんな感じです。軽く説明も書きました。

  • 大学の勉強:体系的な基礎は大事
  • 英語:情報量がすごい
  • 読書:語彙力が欲しい
  • 競プロ:強くなりたい
  • CTF:面白そう
  • 基本情報技術者試験:資格が欲しい
  • 早寝早起き:健康のため

書き出してみたらこれまで思っていたこととあまり変わらないな。しかし、新年ということで気を改めることに意味があると思って、これから実行していこうと思います。

特に今年のテーマは「毎日続けること」です。これはTwitterで流れてきたある記事に影響を受けたからなのですが、見つけました。

note.com

忙しくても一日5分はできるだろうと思って、365日一日5分ダンスの練習をした、という話でした。継続する大切さの話はこれまで何度も聞いてきましたが、私は何をするにも三日坊主で、受験も頑張るということをして来なかった人でした。このままでもなんとかやっていけているのですが、やっぱりどこか自分を変えたいという気持ちがあって、その記事に出会ったときによしやってみようと思いました。

やることが何個もあると絶対続けられないと思い、まずは楽しいかつ強くなりたい競プロを毎日ACすることにしました。これはまたまたある記事を読んだ影響もありました。

trap.jp

つくづく世の中にはたくさんいい記事があると思います。

幸いまだ冬休みの期間で、あまりサークル活動やバイトをしていない私には時間があり、これは7日間続いています。あとはtwitterでこれと連携しているおかげもあります。

atcoderalert-2a1a8.web.app

毎日自動で進捗をツイートしてくれます。フォロワーさんにリアルの知り合いがたくさんいて、監視されているつもりです笑 嬉しいことに毎日いいねを押してくれる友達がいて、モチベーションになっています。本当に自分は幸せだなって思います。大学が始まってからも忙しい時は簡単な問題を解くなりして続けていきたいです。

ところでTwitterですが、私は何のためにTwitterをやっているのかさっきまで悩んでいました。最近目的もなくTwitterを見すぎていると思っていて、私はわざわざツイートして発信したいと思うほどの伝えたいこともないので、Twitterを見ている時間が無駄だと感じます。今Twitterをやっている理由は友達がやっているからだけです。感覚的にTwitterはフォロワーさんが誰か分かるので、見ている人を意識していましたが、こんな小さなブログも100人くらいアクセスはしていました。そうなるとブログも自分用に日記を書けばいいものを、なぜ公開しているのだ、となってしまう。そこは理由がないです。。Twitterもとりあえずはブログに書くほどではないちょっとした思ったことを記録する場、にしようと思います。でも、利用時間は減らしてその時間を他のことに使います。

記事を書く時あるあるで、こんな記事誰が読むんだろう、と思ってしまいますが、私は自分の記録のために書いているので、誰が何のために読むとか気にしないで投稿していきたいです。

2022年の年末には振り返りの記事も書く予定なのでその時に後悔していないような一年になりますように。

ではまた。

clusterのイベントをyoutubeライブ配信する方法

はじめに

clusterのイベントをyoutubeライブ配信することになったのでいろいろ試して分かった配信の方法をまとめます。

配信は、OBSという配信ソフトがclusterをウィンドウキャプチャしてその映像をyoutubeに流す、という流れです。どうやらMacの方は他に音声を録音するのにSoundFlowerが必要だが、M1チップ搭載だとそのソフトをインストールできないとかなんとか聞きました。Windowsでよかった。

 

やり方

やる順に書いていきます。

 

youtube studio

まず、youtubeで初めてライブ配信する人は電話番号を連携してから24時間経たないと配信できないので気を付けましょう。

OBSをインストールしておきます。→https://obsproject.com/ja/downloadデフォルトの設定で大丈夫だと思います。

youtube studioで作成→ライブ配信を開始→配信をスケジュール(今すぐ開始するときはエンコーダ配信)です。

f:id:shiyu09:20211107154329j:plain

f:id:shiyu09:20211107154332j:plain

youtube studioの右上の矢印マークからURLを取得できます。f:id:shiyu09:20211107155737j:plain

 

cluster

webでclusterにログインしてマイイベントを作成します。ここで「youtubeライブURL設定」の欄にyoutubeのURLを貼り付けると、イベント内のコメントスクリーンにyoutubeライブのコメントも表示されるらしいのですが、上手くいきませんでした。(´-`).。oO(なんでだろう…?)
clusterの会場に入ります。
F2でカメラマンモードになり、視点を決めます。(設定で会場の音量がONであることを確認)カメラマンモードについてはこちら→https://clusterhelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360006668992-%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E6%A9%9F%E8%83%BD幽体離脱できて楽しいです)

 

OBS

OBSは最初の起動時に出てくるものもデフォルトで大丈夫だと思います。
OBSで 配信の管理 → つなげたい配信 を選択します。

f:id:shiyu09:20211107154321j:plainf:id:shiyu09:20211107154317j:plainソースの+マークから
・ウィンドウキャプチャ→clusterを選択
・音声出力キャプチャ→既定

f:id:shiyu09:20211107161753j:plain

あとはOBSで好きな時に録画開始、配信開始、配信終了すればよいです。f:id:shiyu09:20211107154325j:plain

 

今後使うかは分からないけどできるのに損はないよね。

ではまた。

windowsでgccを使えるようにする

私の環境は Windows10 です。Visual Stadio Code は入れてあります。

MinGWのダウンロードとインストール

MinGWインストーラーを下記のサイトからダウンロードします。

MinGW - Minimalist GNU for Windows download | SourceForge.net

ダウンロードした mingw-get-setup.exe というファイルを実行します。

MinGW Installation Manager Setup Tool が起動します。

緑のゲージが100%になったら continue を押します。

f:id:shiyu09:20210918203059j:plain

MinGW Installer Managerが起動します。

私は

mingw-developer-toolkit

mingw32-base

mingw32-gcc-g++

msys-base

の4つにチェックを入れました。左上の「Installation」→「Apply Changes」とクリックするとインストールできます。

f:id:shiyu09:20210918203116j:plain

次の画面が出てくるのでApplyを押します。

f:id:shiyu09:20210918203130j:plain

インストールが完了すると次のようになり、Close を押して MinGW のインストールは完了です。

f:id:shiyu09:20210918203138j:plain

 

Path の追加

Pathを追加することで、ターミナルでコマンドを使えるようになるみたいです。

「設定」から「システム環境変数の編集」と検索します。

次の画面となり、「環境変数」を押します。

f:id:shiyu09:20210918204706p:plain

システム環境変数の「Path」を選択し、「編集」をクリックします。

f:id:shiyu09:20210918205242p:plain

「新規」を押して、C:¥MinGW¥bin を追加します。

f:id:shiyu09:20210918205542p:plain

後は「OK」を3回ほど押して完了です。

ターミナルにて

Pathを追加してからVSCodeを再起動します。ターミナルで gcc -v とか g++ -v とか打って、何か出てきたら成功です。

f:id:shiyu09:20210918210254p:plain

gcc -o {コンパイル後のファイル名} {コンパイルしたいファイル名}

と打つと、コンパイルできます。

 

お疲れさまでした。

ではまた。

Start-Tech参加記

 9/7(火)~9/10(金)の4日間、Start-Techというプログラミング初心者向けのハッカソンに参加しました。Start-Techのホームページです。

https://sites.google.com/view/start-tech2021/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0

 

まとめ

これから書くことをまとめると、開発は書いて試して考えてまた書くという繰り返しが大切だと学びました。みんなすごすぎて、自分が不能すぎるので、世界に置いて行かれないように頑張ります。

 

はじめに

先ほど全員の発表を終えた今の感想はみんなレベル高すぎ、です。今年が初めてのStart-Techの開催で、全員ハッカソン経験なしということだったのですが、作るものがすごすぎて、私ももっとプログラミング頑張らないとと思いました。

私のチームは「NEO浴衣」という作品名で、浴衣の柄が動くの様子を作成しました。グラフィックにこだわりました。制作全体について言うと、私のチームは他の二人が忙しかったので、実装はほぼ私一人で書きました。相談する相手がいない、話し合う相手がいないという点で、一人で開発することはきつかったです。

 

作品について

注目ポイントは三つです。

  • 水紋:この動画を参考にして、すぐにできました。

    (Coding Challenge #102: 2D Water Ripple - YouTube)最初はこれを金魚と別のファイルに書いていたのですが、後で一つのファイルに合併するのに大変苦労しました。

  • 金魚:金魚の画像を使ったのですが、動く向きに頭を向かせるのに苦労しました。移動前の位置と移動後の位置を取り、その傾きを求めてアークタンジェントを取って、その角度分回転させるようにして実装できました。ただ、processingのrotateが座標軸の回転だったため、他の画像を加えるとそれらも一緒に回ってしまい、金魚の数は1匹のみとなってしまいました。
  • 背景の線:チームメイトがなんと手作業でプログラムを書いてくれました。本当に大変だったと思います。ありがとうー。

グラフィックにこだわろうとしたため、書いたもののうち使えるプログラムは一部で、思い通りに表示させるのにとても時間がかかってしまいました。初日は次の日の早朝にバイトがあったため早く寝たのですが、2日目と3日目は合計で9時間睡眠でした。これ以上このような生活が続いたら体が持たないので今日から生活リズムの回復に励みます。

発表が終わって一段落しましたが、やりたかったことの大半は実現できませんでした。例えば、背景の線を動かす、金魚の数を増やす、金魚をもっと自然に動かす、背景に2D noiseで色を付ける、帯を付ける、実際に浴衣に乗せる、などなど。自分でものが作れる楽しさと同時に、自分の力不足を痛感した初のハッカソンでした。金魚の動きなど数学の使い道も少し分かりました。

 

Start-Techの良かったところ

私は他のハッカソンに参加したことがないので、比べてどうとかは分かりません。思ったことを書きます。

  • メンターさんに質問できる:10:00∼18:00の間ですぐに対応してくださいました。これは最高でした。私自身、思い描いていたものを描写する先行きが見えなかったときに、メンターさんにつきっきりで1時間半ほどだと思います、見ていただきました。私が問題を説明して、画面共有して、あるコードをコメントアウトしたらどうなるか見て、また他の部分をコメントアウトしたらどうなるか見て…じゃあこれが問題の原因ならこうしてみてはどうかと試して、ダメだったら他のことを試して、それを繰り返して問題を解決しました。ああ、開発ってこんな感じでやるんだなということをものすごく実感しました。ちょっと変えて同じことをたくさんたくさん繰り返すんだなと。言葉通りメンターさんのおかげ、で希望が見えてなんとか最低限発表できる形になりました。本当にありがとうございました。
  • 初心者向け:日数もそれほど長くないので敷居が低いです。開発を経験するのに最適のハッカソンでした。

 

発表を終えて

発表資料はたまたま見つけたCanvaを利用して、なかなか満足できる完成度になりました。ただ、何回も練習したのに、本番で焦ってしまって、スライドを飛ばしたり、画面共有が上手くできていなかったりしてしまったことが悔やまれます。

私は、他の人が言うようにとても楽しかったとは感じませんでした。それよりも、疲れた、思い通りにできない、どうしたらいいか分からない、という気持ちが大きいです。一番の収穫は、開発は書いて試して考えてまた書くという繰り返しが大切だと学んだことです。

でも、水紋ができた時、水紋と金魚のプログラムを一つにできた時はとても嬉しかったし、そして自分がもっとプログラムを書けるようになったら、たくさんのことができるようになるだろうというわくわくがあります。これと、他大の方がすごくて世界は広いという理由で、もっと精進したいし、精進してハッカソンに参加したいです。Start-Tech参加して良かったです。ではまた。

 

9.12追記

漢字に変換できていなかった部分を直しました。

トヨタコネクティッド賞をいただきました。正直、他のチームがすごくて敵わないと思っていたため、実感がわかないです。発想をクルマにも応用できる、という私にとっては意外な理由での受賞でした。でも、何かしらの形で評価されるのは嬉しいです。ありがとうございました!